
エアコン取り外しが必要になるシーン
引っ越しや買い替えのとき
新居への引っ越しや、新しい機種への買い替え時にはエアコンの取り外しが必須です。賃貸物件では退去時に「原状回復」が求められるため、エアコンを残すことは基本的にできません。また、買い替えの際は古いエアコンを処分し、新しいエアコンを設置するため取り外しが必要になります。
故障や寿命を迎えたとき
エアコンの寿命は平均して10〜15年。冷えない、異音、悪臭、電気代の急増などの症状が見られたら寿命のサインです。修理費用が本体価格を上回ることも多く、その場合は取り外しと交換を検討するのが合理的です。
リフォームや模様替えで位置を変えるとき
部屋の間取り変更やリフォームでエアコンの場所を移動する際も取り外しが必要です。移設作業は取り外し+再設置を伴うため、特に専門技術が必要です。
自分で取り外す場合の流れとリスク
必要な工具と準備
DIYでの取り外しには、ドライバー、スパナ、六角レンチ、真空ポンプ、絶縁テープなどが必要です。さらに冷媒ガスの回収も行わなければならず、知識と専用器具が不可欠です。
取り外しの基本手順
- ブレーカーを落とす
- 室内機のパネルを開ける
- 冷媒ガスを「ポンプダウン」で室外機に封じ込める
- 配管・電源コードを外す
- 室内機と室外機を取り外す
- 壁の穴やビス跡を補修する
DIYでよくある失敗と危険性
- 冷媒ガスを大気中に放出 → 法律違反&環境破壊
- 感電や火災のリスク
- 配管を破損 → 再設置時に高額修理費用
- 壁や床を傷つける
DIYは失敗リスクが高く、長い目で見ると業者依頼の方が安上がりになることが多いです。
業者に依頼するメリット
安全性の確保
冷媒ガス処理を確実に行い、感電や配管破損のリスクを避けられます。プロの技術と専用機器があるからこその安心感。
時間の節約
自分なら半日以上かかる作業も、業者なら30分〜1時間で完了。退去前や引っ越し準備中でもスムーズに進められます。
保証やアフターフォロー
作業保証や、処分・再設置までワンストップで対応する業者もあります。特に引っ越し時は「取り外し+移設」を一度に依頼できる業者が便利です。
エアコン取り外しの費用相場
標準的な料金
- 取り外しのみ:5,500円〜8,800円
- 取り外し+処分:10,000円〜15,000円
追加費用が発生するケース
- 高所作業(2階以上の壁付け):+5,000円〜
- 室外機クレーン作業:+10,000円〜
- 特殊配管(長距離・二重配管など):+3,000円〜
引越し業者オプションとの比較
引越し業者にオプションで依頼する場合、料金は1.5〜2倍になることもあります。ただし梱包や移設まで一括対応できるメリットがあります。
取り外したエアコンの処分方法
家電リサイクル法による処分
エアコンは家電リサイクル法の対象。処分にはリサイクル券が必要で、費用は1台900〜2,000円。郵便局で券を購入し、指定業者に回収を依頼します。
自治体の粗大ごみ回収との違い
多くの自治体ではエアコンを粗大ごみとして回収していません。必ず家電リサイクル法に従って処理する必要があります。
買取可能なケース
5年以内の省エネモデルや人気メーカー製品は、中古需要が高く買取対象になります。取り外し費用を相殺できる可能性もあります。
実体験・事例紹介
DIYで失敗した例
ある家庭では、費用を抑えるために自分で取り外しを実施。しかしポンプダウンを行わずガス漏れを発生させ、さらに壁を傷つけて修繕費用がかかり、結果的に業者依頼より高額になりました。
業者依頼でスムーズに完了した例
別の家庭では、引っ越し前に業者に依頼。30分で作業が終わり、処分も同時に対応してもらえました。費用は1万円前後で、トラブルもなく安心でした。
引越し業者オプションで高額になった例
引越し業者にオプションを頼んだケースでは、取り外し+処分で2万円以上かかりました。引越し作業と一緒にできる便利さはあるものの、料金面では専門業者の方が安いことが分かります。
費用比較表
項目 | DIY | 専門業者 | 引越し業者オプション |
---|---|---|---|
費用 | 工具代+時間(実質高額) | 5,500〜15,000円 | 15,000〜25,000円 |
時間 | 半日以上 | 30分〜1時間 | 引越しと同時 |
安全性 | 低い(感電・ガス漏れ) | 高い | 高い |
処分対応 | 基本なし | あり | あり |
保証 | なし | あり | あり |
・表を見ても、コスパ・安全性を考えると「専門業者」がベスト。
チェックリスト:取り外し前に確認すべき10項目
- ブレーカーを落としているか
- ガス処理を業者に依頼するか決めているか
- 床や壁の養生をしているか
- 室外機の位置を確認したか
- 引越しの場合、再設置の業者は決まっているか
- リサイクル券を準備したか
- 見積もり金額を確認したか
- 追加費用条件を把握しているか
- 作業保証の有無を確認したか
- 繁忙期前に依頼しているか
季節・地域性の情報
繁忙期は料金が高い
5〜7月は依頼が集中し、料金が高めになる傾向があります。余裕があれば春や秋に依頼すると安く済むことも。
都市部と地方の相場差
東京や大阪など都市部は相場が高く、1台あたり1,000円〜2,000円程度地方より高額になることもあります。
冬場は割引あり
需要の少ない冬場はキャンペーン価格で安くなる業者もいます。
よくある質問(Q&A)
Q1:取り外しだけ依頼して設置は別業者でもいい?
A:可能です。ただし配管や電線の処理方法が異なるため、再設置時に追加費用が発生する場合があります。
Q2:古いエアコンは無料で処分できる?
A:基本的に有料ですが、比較的新しいモデルや人気メーカーなら買取対象になることもあります。
Q3:取り外しとクリーニングを同時に依頼できる?
A:一部業者では可能です。再設置前にクリーニングを行えば衛生的に使えます。
Q4:壁の穴はどうすればいい?
A:業者が簡易的にパテで塞いでくれることもあります。大規模な補修はリフォーム業者に依頼が必要です。
Q5:ポンプダウンは必ず必要?
A:はい。冷媒ガスを適切に回収しないと法律違反になるため必須です。
Q6:繁忙期に依頼するデメリットは?
A:料金が高くなるだけでなく、予約が取りづらく、作業が雑になる可能性もあります。
Q7:業者の見積もりで注意すべきことは?
A:出張費、処分費、追加費用の条件を事前に確認することです。
Q8:複数台同時に依頼すると安くなる?
A:まとめ依頼で1台あたり1,000〜2,000円割引になるケースがあります。
Q9:取り外したエアコンを友人に譲れる?
A:可能ですが、設置に費用がかかるため事前に伝えておくことが重要です。
Q10:業者選びで失敗しないコツは?
A:料金が明確で口コミが良い業者を選びましょう。見積もりを複数取り比較するのがおすすめです。
まとめ|安全で安心な取り外しをするために
エアコン取り外しは、冷媒ガス処理や電気工事を伴う専門作業。DIYはリスクが高いため、基本的には業者に依頼するのが安心です。
費用は5,500〜15,000円が目安。繁忙期を避け、信頼できる業者を選べば、スムーズかつ安心して取り外しができます。
・「安全・コスパ・安心感」を考えるなら、迷わずプロに依頼するのが正解です。
エアコンの取り外しなら、くらしお助けにお任せください
エアコンの取り外しは、冷媒ガス処理や電気工事など専門知識が必要な作業です。
DIYでは思わぬトラブルや高額な修繕費につながるリスクもあります。
だからこそ、安全・安心・スピーディー な対応をモットーにする【くらしお助け隊】にお任せください。
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