
エアコンを使用しているときに「カビ臭い」「焦げ臭い」「ドブのようなにおい」が漂ってきた経験はありませんか?
こうした異臭は単に不快なだけではなく、健康被害や故障、さらには火災につながる危険信号であることもあります。特に小さなお子様や高齢者がいるご家庭では、においを放置することはリスクを高める要因になります。
この記事では、異臭の種類と原因、応急処置、プロに依頼すべきケース、そして再発を防ぐ予防法まで詳しく解説します。
エアコンの異臭は主に4種類
カビ臭いにおい
もっとも多いのが「カビ臭」です。湿った雑巾のようなにおいが特徴で、冷房を入れた直後や停止した後に強く感じやすいです。
焦げ臭いにおい
プラスチックやゴムが焼けたようなにおいがする場合は危険サインです。電気配線や基板の異常が考えられ、火災につながる可能性もあります。
ドブ臭・排水臭
下水や腐敗臭のようなにおいは、排水経路に原因があるケースが多いです。ドレンホースの詰まりや逆流で、室内に不快な臭気が戻ってきます。
タバコ臭・生活臭
タバコや料理、ペットのにおいなどがフィルターや熱交換器に付着し、運転中に再び循環して広がります。
カビ臭の原因と対処法
原因
・冷房運転中の結露による湿気
・フィルターや熱交換器に溜まったホコリ
・ドレンパンに残った水がカビの繁殖源になる
自分でできる対策
・フィルターを2週間に1回掃除
・冷房停止後に送風運転で内部を乾燥
・市販のエアコン洗浄スプレーを使用(軽度の汚れ向き)
プロに依頼すべき状況
・吹き出し口に黒い斑点(カビ)が見える
・掃除してもにおいが消えない
・運転のたびに強いカビ臭がする
焦げ臭の原因と対処法
原因
・基板や配線の劣化、ショート
・モーターの異常加熱
・コンセントやプラグの接触不良
応急処置
- すぐに運転を停止
- 電源プラグを抜き、ブレーカーを落とす
- 自己判断で再使用せず、専門業者に点検依頼
焦げ臭は火災のリスクがあるため、もっとも注意が必要です。
ドブ臭・排水臭の原因と対処法
原因
・ドレンホースに泥やゴミ、虫が詰まる
・排水が逆流して室内に戻る
・ドレンパンの水に細菌や藻が繁殖
応急処置
・ホースの先端を確認し、泥や詰まりを除去
・市販のドレンホースクリーナーで吸引
・ホースの折れや逆勾配を直す
生活臭の原因と対処法
原因
・タバコの煙やヤニの付着
・料理中の油煙が内部にこびりつく
・ペットの毛や皮脂がフィルターに蓄積
応急処置
・喫煙や調理時は換気をしっかり行う
・フィルターや吹き出し口をこまめに掃除
・生活臭が強い場合はプロの高圧洗浄で内部まで清掃
異臭がしたときの応急処置
- フィルターを取り外して水洗い
- 吹き出し口を拭き掃除
- 送風モードで30〜60分乾燥
- ドレンホースの先端を確認
焦げ臭の場合は、応急処置をせず必ず使用を中止してください。
プロに依頼すべきサイン
・掃除をしても異臭が改善しない
・送風口から黒カビが見える
・焦げ臭や異音を伴っている
・水漏れや冷え不良が同時に発生している
専門業者による分解洗浄では、内部の熱交換器や送風ファン、ドレンパンまで高圧洗浄され、頑固なにおいも取り除けます。
異臭を予防する習慣
・フィルター掃除を2週間に1度実施
・冷房停止後は送風で内部を乾燥
・部屋の換気をこまめに行う
・1〜2年に1回は専門業者のクリーニングを利用
放置するとどうなるか
・健康被害(咳、鼻炎、アレルギー悪化)
・電気代の増加(効率低下による消費電力アップ)
・部品の劣化や故障リスク
・火災の危険(焦げ臭を放置した場合)
異臭を放置することは「快適さの低下」だけではなく、重大なトラブルを招く危険性があります。
実際のお客様の声
「冷房を入れるたびにカビ臭がひどくて困っていました。業者さんにお願いしたら真っ黒な汚水が出て、本当に驚きました。今は快適に過ごせています。」(30代男性・沖縄)
「焦げ臭がして不安で依頼しました。コンセントが焦げて危険な状態だったと聞いてゾッとしました。早めに点検して良かったです。」(40代女性・東京)
まとめ
エアコンの異臭は大きく分けて「カビ臭」「焦げ臭」「ドブ臭」「生活臭」の4つがあります。
軽度であれば掃除や換気で改善しますが、焦げ臭や強いカビ臭は危険信号。すぐに専門業者に依頼してください。
日常的にフィルター掃除と送風乾燥を行うことで、異臭の多くは予防できます。
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エアコンの異臭でお困りの際は、私たち「くらしお助け隊」にご相談ください。
現地確認後に明確なお見積りをご提示し、ご納得いただいてから作業します。
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