
目次
1. はじめに:電気代が急に上がったら要注意
「去年と比べて電気代が倍になった」
「エアコンを使うと電気代が跳ね上がる」
こうした声は夏や冬に多く寄せられます。
電気代が高いのは「使い方の問題」だけではなく、エアコン本体の故障や劣化が原因のことも多いのです。
ここでは、異常に電気代がかかる主な原因と、すぐできる対策をまとめます。
2. 電気代が高くなる主な原因
2-1. フィルターの詰まり
ホコリや汚れがたまると風量が落ち、冷暖房効率が悪化 → 消費電力が増える。
2-2. 室外機のトラブル
・排気口が塞がれている
・ファンが回りにくい
・周囲に雑草や物が置かれている
熱交換効率が下がり、無駄に電力を使ってしまう。
2-3. ガス不足(冷媒漏れ)
冷媒ガスが不足すると、設定温度までなかなか届かずフル稼働状態に。
2-4. 古い機種
エアコンの寿命は10〜15年。古い機種は最新機種に比べて消費電力が大きい。
2-5. 設定温度・使い方の問題
・冷房を18℃など極端に低く設定
・暖房を28℃以上で連続使用
・つけたり消したりを繰り返す
3. 自分でできる節電チェックリスト
- フィルターを2週間に1度掃除する
- 室外機の周囲を50cm以上あける
- カーテンや断熱シートで外気の影響を抑える
- サーキュレーターを併用する
- 冷房は27〜28℃、暖房は20℃前後を目安に設定
これだけでも電気代が20〜30%変わることがあります。
4. プロに任せるべき点検・修理
4-1. ガス補充(冷媒漏れ)
・冷えない/暖まらないのにフル稼働している
→ ガス補充・漏れ修理が必要
4-2. 基盤やセンサーの異常
・温度をうまく感知できず、常に全力運転
→ 部品交換や修理が必要
4-3. 室外機の異音や異常振動
・ファンモーターの劣化
・コンプレッサー不良
→ 修理が必要な場合は早めに対応しないと電気代が跳ね上がります
5. 修理か買い替えか?判断の目安
- 使用年数が10年未満 → 修理で対応できるケースが多い
- 使用年数が15年以上 → 買い替えの方が結果的にお得
- 修理費用が5万円以上 → 新品購入を検討
新しい省エネ型エアコンに交換すると、電気代が年間1〜2万円下がるケースも珍しくありません。
6. 電気代を抑えるための生活の工夫
- 冷房時は扇風機やサーキュレーターを併用
- 暖房時は加湿器を使うと体感温度UP
- 長時間不在時は「切」よりも「タイマー」を活用
- 節電モードやエコ運転を活用
7. 異常な電気代が続くときのリスク
- 電気代の増加(年間数万円の無駄)
- エアコン本体の負担増 → 故障リスクUP
- 部品劣化が進み修理費が高額に
「電気代が高い=放置していい問題ではない」ということです。
8. 修理・点検の費用目安
- フィルター清掃(業者)…5,000〜10,000円
- 室外機クリーニング…8,000〜15,000円
- ガス補充…15,000〜30,000円
- 基盤交換…20,000〜40,000円
- 新品交換(標準工事込)…80,000〜150,000円
9. プロに依頼するメリット
- 現地で正確な診断ができる
- 無駄な修理をせず、必要な作業だけを実施
- 修理と買い替え、どちらが得かを具体的にアドバイス
- 施工後の保証・アフターサポートがある
10. まとめ
エアコンの電気代が異常に高いときは、
- フィルターや室外機など自分でチェック
- ガス漏れや基盤異常はプロに依頼
- 古いエアコンは交換で節電効果大
無駄な電気代を払うよりも、早めに点検・修理・交換を検討するのが一番安心です。
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